営業職と開発職の連携を強くして商品開発に活かす方法

2022/06/22
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営業職と開発職は互いに連携を強くすることで商品開発に繋がります。それぞれの仕事内容や苦労している部分を知り、お客様の意見を共有することは、将来的に仕事がしやすくなり、結果として返ってくるでしょう。今回は、商品開発を上手く進めるために欠かせない、営業職と開発職の連携について解説します。

商品開発で顧客のニーズに反映させるなら営業職と開発職の連携は必須

商品開発では、売れる商品を作ることが大切です。そのために欠かせないのは顧客がどのようなニーズを持っているのかを知ることです。

連携における現状を分析する

営業職と開発職が現在、どのくらいの連携ができているのか、商品についてどのくらい話し合う時間を設けているのかなどを調査し、分析するようにすることが大切です。双方の声を聞くことで現状を知ることができます。

チーム型営業を取り入れる

チーム型営業とは、一般的に行われている営業職のみが顧客に対応する営業方法ではなく、開発職をはじめとするその他の部署とチームとなって行う営業スタイルです。
直接顧客の意見を聞けるので、開発職も顧客の意見をダイレクトに感じ、商品開発に生かせます。

商品開発に活かすなら情報共有と現状分析が重要

商品開発に必要なのは、どのような商品が顧客に求められているかを知ることです。実際に使う人が使いたいと思う、購入したいと思う商品を作らなければ売り上げにはつながりません。営業職が得たすべてのお客様の声を開発職と共有することが、商品開発に生かされるのは間違いないでしょう。同時に現状分析していくことで、どのくらい情報共有ができているのか、足りない部分があるのではないかなどを知ることが可能です。
現状でも、データベース化などで共有している部分はあると思いますが、データ上に表せない意見に商品開発のヒントが隠されていることもあります。

営業職と開発職でのコミュニケーションとフィードバックが大事

営業職と開発職は普段コミュニケーションを取ることは少ないかもしれません。双方がコミュニケーションを取ることにより、お客様の声や感想を開発に生かすことにつながります。

フィードバックがプラスになることを意識する

フィードバックは商品開発でプラスになることを意識することは非常に大切です。営業職と開発職はそれぞれ自負を持って仕事に取り組んでいますが、双方がさらにコミュニケーションを活発にすることで、他社に負けない商品開発ができるでしょう。
顧客のニーズを聞くのは営業職の大切な仕事であり、それを商品に反映させられるのは開発職です。別々の部署ですが、取り扱っている商品は同じであり、仕事としてつながりはあることを忘れてはなりません。
商品に対して、顧客の意見をダイレクトに聞けるのは営業職です。営業職のフィードバックがあるからこそ、開発職も売れる商品、喜ばれる商品の開発ができることを忘れないようにしてください。顧客の意見には良い意見もあれば、そうでない意見も当然あります。すべての意見をフィードバックし、商品開発に生かすことが必要です。

今回のまとめ

商品開発は開発職だけの力では成し遂げることはできません。営業職の売り込みや的確な商品説明があってこそ、お客様に手に取ってもらえるのです。これから売れる商品を開発するには、チーム営業が大事であり、お客様の意見をフィードバックさせる体制を整えなければなりません。これらの体制が構築されることで、より売れる商品を開発できるでしょう。