質問やサンプル数など商品開発におけるスクリーニング調査で重要なこと

2022/07/28
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売れる商品や受け入れられるサービスを開発するためには、アイデアスクリーニングが必要となります。なぜなら、アイデアスクリーニングによってニーズにマッチしていないアイデアをふるい落とし、売れる商品やサービスを明確にできるからです。ここでは、スクリーニングを行う際のポイントについてご紹介します。

商品開発のスクリーニング調査の第一歩は質問に回答してもらえるサンプル数の確保

開発者だけでは、どのようなものが求められているのかわかりにくいことも少なくありません。そのため、いろいろな調査が必要になってきます。
一般的に、あらかじめ簡単に回答できる調査を依頼して、本調査を依頼する人を決定するのですが、これを「スクリーニング調査」と言います。これにより、多くのサンプルを集めることができる他、集められたサンプルをチェックしながら、本調査を依頼するべき人を決定することが可能です。
また、スクリーニング調査には、適切な対象者だけを選ぶことができるといったメリットがあり、調査の効率化が図れたり、調査経費を抑えながら効率よく調査したりすることができます。幅広くサンプルを集めながら、商品開発へと活かせる本調査に繋げることができるでしょう。

本調査の該当者を導き出す質問を設定しておく

「はい」と「いいえ」のみで答えるような質問は、あまり適切ではありません。なぜなら、スクリーニング調査に回答してくれた方が、どれくらい知識や興味を持っているのかがわかりにくく、欲しい情報が得られにくいからです。可能な限り、細かな質問を用意して、回答者がどれくらいの知識や興味があるのかが分かるようにしてください。
また、本調査を依頼する可能性がある人と、回答率とのバランスを考えた質問を用意することも大切と言えます。バランスが悪いと、本調査を依頼できる人が少なくなり、十分な調査ができなくなるからです。その結果、本調査の目的が達成できなくなってしまいかねません。
必要な項目を用意して、本調査を依頼すべき人を選べるようにしつつ、依頼数が不十分にならないように注意して進めていくことが大切です。

回答者にスクリーニング調査の目的が分かるような設問は避けるべき

本調査を依頼したい人を、選別するために行われるスクリーニング調査ですが、注意すべきこともあります。それは、どんな目的で調査しているのか、回答者が分かってしまうような質問を避けなければならないということです。こちらの意図がすべて相手に伝わってしまうと、確かな情報を得るのが難しくなってしまいかねません。
こういった点からも、先にご紹介したような「はい」と「いいえ」だけで回答するような質問は、避けるのが賢明です。例えば、自社の製品や会社のサービスについて「はい」と「いいえ」で答えるような質問だと、容易に意図が分かってしまうでしょう。また、購入方法や使用ツールなどについても、やはり目的が伝わってしまいかねません。
複数の選択肢を用意し、その中から選ぶような質問にすると、意図が分かりにくく適切なサンプルが得られやすくなります。

今回のまとめ

本調査の前にスクリーニング調査を行うことで、調査を依頼する人を絞ることができます。ポイントは、こちらの調査の目的や意図が分からないようにすることと、本調査を依頼する可能性がある人と回答率とのバランスを考えた質問を用意することです。これによって、確かな情報を得ることができる他、依頼できる人を十分に確保できるでしょう。「はい」と「いいえ」のみで答えるような質問は避け、いくつかの選択肢の中から選ぶような質問を用意することをおすすめします。