商品開発に欠かせないプロダクトデザイナーの仕事とは

2022/03/23
column

身近に販売されている製品のデザインを決定する役割を持つプロダクトデザイナーは、商品開発には非常に重要な存在です。しかし具体的な業務内容や重要性を理解している人はそれほど多くありません。そこで本記事では、商品開発に欠かせないプロダクトデザイナーの仕事について解説していきます。

【目次】 
1.プロダクトデザイナーとは?
2.プロダクトデザイナーの仕事内容
3.プロダクトデザイナーが製品を完成させるまでの流れ
4.今回のまとめ

プロダクトデザイナーとは?

プロダクトデザイナーとは、「プロダクト=製品」をデザインする人を指し、ファッションデザイナーやインテリアデザイナーと異なり、家電製品・医療機器・文房具・飛行機など幅広い分野の製品を担当します。そして担当製品は企画発案段階から関わり、何度もイメージの検討や試作品の修正をおこなって完成を目指していきます。
プロダクトデザイナーは製品の見た目に加えて、安全性や機能性など製品に求められるクオリティをクリアするデザインを作りあげる必要があるため、さまざまな知識が必要です。

プロダクトデザイナーの仕事内容

プロダクトデザイナーは製品をデザインするだけでなく、企画担当者との打ち合わせやリサーチ、試作品製作など1つの製品の完成までに多くの仕事をこなす必要があります。例えば仕事を請け負ったタイミングでは、企画担当者から製品イメージやコンセプトを詳しく聞き取ることで全体的な製品の方向性を定めていきます。
イメージがあいまいな場合は話し合いながら決定していくため、コミュニケーション能力も必須です。またプロダクトデザイナーはスケッチやウェブ上の平面デザインで終わらずに立体物として製品を形づくるまでがゴールになるため、デザイナー次第で製品の売り上げに多大な影響を及ぼすという特徴もあります。

プロダクトデザイナーが製品を完成させるまでの流れ

プロダクトデザイナーが1つの製品を請け負って完成させるまでの流れは、大きく5つに分けられます。
1つ目は企画担当者から製品説明を受けて製品イメージを固めていくことです。社内のデザイン部門に所属する場合は、商品企画部から依頼があった製品についてコンセプトや機能、顧客イメージを話し合って大まかな形を決めていきます。
2つ目は市場リサーチです。依頼された製品と類似のものがすでに市場にあるか、あるなら既存の製品のメリットデメリットや顧客ニーズは何かといった点を調べて分析していきます。丁寧に分析することで競合商品との差別化が図れ、製品の方向性もスムーズに決まっていきます。
3つ目はラフスケッチの作成です。製品の方向性が決定したら、デザインのもととなるラフ画を描いて形にしていきます。
4つ目はラフスケッチの提案と協議です。製作したラフスケッチを企画担当者や営業担当者など複数の製品責任者に提案をして、さらなる修正をおこなっていきます。
5つ目は試作品の製作です。協議で出た意見を取り入れて、スケッチの平面だったものを立体物にしていきます。試作品ができたら再度協議を重ね、デザインや使用感、安全性などを検討していき、問題がなければ設計担当者に製品化の設計をしてもらいます。

今回のまとめ

今回は、商品開発に欠かせないプロダクトデザイナーの仕事について解説してきました。プロダクトデザイナーは製品の見た目だけでなく、市場価値や売り上げにも影響を与える仕事です。仕事内容もイメージ決定から市場調査、試作品検討など多岐にわたります。多彩なスキルが求められる専門職のため、活躍の場も広く用意されているでしょう。気になる人は詳しく調べてみてください。