企業向けの試作品製作における鋳造加工の特徴や主な材料とは

2022/10/06
column

車の部品やカメラのファインダーに使われる部品などの試作品を作りたいけれど、どのような材料を使えばいいかがわからないとお悩みではありませんか。様々な分野における部品製造は鋳造加工によって作られており、使われる材料は部品に応じて異なります。
ここでは、部品製造における鋳造加工の特徴と、使われる主な材料について解説します。
部品の試作品製作を依頼したい方はぜひ参考にしてください。

試作品製作のための鋳造加工ではアルミニウムやステンレス合金・亜鉛など様々な素材を加工できる

部品の試作品製作を行う際に鋳造加工をする場合は以下の材料が用いられます。
・鋳鉄
・アルミニウム合金
・亜鉛合金
・チタン合金
これらの他にも様々な素材を加工できるため、鋳造加工であれば希望する材質を使った試作品製作ができるでしょう。
鋳鉄はシリンダーヘッドやカムシャフトなどの車部品の材料に、アルミニウム合金は車部品の他、ガーデンチェアや門扉など家の外構部分の製作にも使われます。
素材によって使われる分野が異なるため、どの分野の部品を作るかによって材料を選んでください。使用する材料がわからない場合は、試作品製作会社に相談するのがおすすめです。

鋳造加工とは溶けた金属を砂や粘土等でできた型(鋳型)に流し込んで冷まして製品を形作る事

鋳造加工は鋳型に金属を流し込む製造方法で、少量生産から大量生産にまで対応しています。作るものの形状が複雑な形をしていても、型さえ用意できれば希望する形の部品ができあがるのです。
溶かした金属を鋳型に流し込んだ後は、金属が冷めるまで待たなければなりません。しかし、冷却時間はさほどかからないため、迅速に部品を作りたい時にも最適な加工方法です。
金属を削って部品を作り上げていく作業に比べて完成までが早く大量生産も可能なので、様々な部品製作に活用されています。試作品の段階では1つしか必要ないものの、製品化すれば多くの数が必要になるでしょう。
鋳造加工であれば手早く大量生産ができるため、複雑な形状であっても問題なく製品として活用できます。

車や機械などの部品・水道の蛇口など様々な複雑な型の金属製品が鋳造加工で出来ている

私達が普段の生活で何気なく使っている物の中にも、鋳造加工によって作られた部品が数多く存在しています。例えばドアノブですが、ドアノブの多くは亜鉛合金を鋳造加工したものです。ノブの形は建物によって異なるものの、型があればスムーズに製作できます。
移動に欠かせない車の部品も、鋳造加工によって作られている物が多くあります。エンジン部品のシリンダーブロックやシリンダーヘッド、ブレーキ、カムシャフトなどはアルミニウム合金などを溶かして作られたものです。
タイヤのホイールも鋳造加工によって製造されているため、車用部品の試作品製作を考えているのであればぜひ鋳造加工を依頼してみてください。

今回のまとめ

様々な分野における部品製作の多くは鋳造加工によって作られています。溶かした金属を型に入れて固まらせる方法は、コストが安く、大量生産が可能です。そのため、部品製作にぴったりの方法だと言えるでしょう。
現在何らかの試作品を考えている場合は、まずは鋳造加工が可能かを確認してみましょう。試作品の評価が高い場合は製品化するかと思いますが、製作段階で手間がかかる、コストが高いといった問題があると製品化もうまくいきません。
検討している試作品は鋳造加工が可能か、どのような材料を使えばいいかなどの不明点は、東海モデルにご相談ください。加工方法や製作までの流れなど、詳しくご説明いたします。